『BEASTARS(ビースターズ)』を紹介!【アニメ化もされた人気作】

『BEASTARS(ビースターズ)』は板垣巴留(ぱる)先生の漫画です。擬人化した動物たちの青春群像劇となっています。

『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に2016年9月8日から2020年10月8日にわたって連載されていました。コミックスは同社より全22巻が刊行されています。2019年にはアニメ第一期が放送され、2021年には第二期もスタートしました。

主人公・レゴシが暮らした全寮制の「チェリートン学園」、退学後に一人暮らしをした「コーポ伏獣」を軸にあらすじや登場人物を感想を交えつつご紹介します!

『BEASTARS』チェリートン学園篇の登場人物とあらすじと感想

主人公・レゴシは全寮制の「チェリートン学園」に通う17歳のハイイロオオカミ、演劇部に所属しています。春の新入生歓迎公演を目前に演劇部員の一人、アルパカのテムが肉食獣によって食殺される事件が起きたのです。結局、テム殺しの犯人は見つからず、肉食動物の部員と草食動物の部員の間には不穏な空気が漂います。

そんな中、レゴシは演劇部の役者たちのリーダー(役者長)・アカシカのルイに呼び出され、深夜の練習の見張り役を任されたのです。この時、暗闇の中を通りかかった草食獣に、レゴシは襲いかかってしまします。これがレゴシとヒロイン・ウサギのハルとの出会いでした。

ハルとの出会いやルイたち草食獣との交流を通して、レゴシは自身の肉食獣としての性を厭い、ハルへの恋愛感情を自覚して行きます。

レゴシは「隕石祭」というイベントでハルに告白しようとしますが、ハルは「獅子組」という裏市を取り仕切る犯罪組織に誘拐されてしまいます。レゴシは裏市の医師・ジャイアントパンダのゴウヒンの助力を得て、何とかハルを救出しますが、レゴシを追ったルイが行方不明となります。実はルイは裏市の出身。ルイもまた自身のしがらみを断つべく、獅子組のボスを殺害し、代わりに自分がボスとなったのでした。

レゴシとルイ、肉食獣と草食獣、見た目も中身も正反対の二人が心を通わせ、最終的には共闘して食殺事件の犯人を捕まえます。友情やアクション、恋愛と怒涛の展開に手に汗握るチェリートン学園篇でした。

『BEASTARS』コーポ伏獣篇の登場人物とあらすじ

食殺事件を解決したレゴシとルイでしたが、相手はあまりに強く、ルイはレゴシに自身の右足を差し出したのでした。食殺事件の犯人に勝つためとは言え、食肉の禁を犯したレゴシは自主的にチェリートン学園を退学、一人暮らしをすることになります。

居住した「コーポ伏獣」には、ワケありの住人たちが暮らし、その中には海洋出身であるゴマフアザラシのサグワンもいました。この世界には肉食と草食という二つだけではない、また違った考えを持つ生き物の存在は、レゴシに新しい視野をもたらします。

出会いを経て成長するレゴシですが、新たな事件に巻き込まれていきます。事件を起こすのは草食獣と肉食獣のハーフであるメロン。一見草食獣の見た目ですが、食肉こそしないものの肉食獣の残虐性を兼ね備える、矛盾した存在です。ハルに恋するレゴシは、自分とハルが結婚した未来をメロンに見出してしまいます。さらに、実はレゴシもまた純粋なハイイロオオカミではなく、ハイイロオオカミとコモドオオトカゲの血をひいていたのです。レゴシの祖父はコモドオオトカゲのゴーシャ、かつてはウマのヤフヤと共に、全ての動物たちを統率するリーダー的存在・ビースターを目指していました。ゴーシャはハイイロオオカミという異種族との結婚を選び、ヤフヤはそのままビースターの称号を手にします。

ヤフヤがレゴシと接触したことから、肉食獣、草食獣を巻き込んでメロンとレゴシの闘いが始まります。

草食獣と肉食獣の隔たりの切なさや、レゴシの闘いの結末、ハルとの恋の行方と最終回まで目が離せない展開でした。

まとめ

以上『BEASTARS』の登場人物とあらすじ紹介でした。アクションや恋愛、学園もの等多くの要素を含みつつ、自分のアイデンティティを見つめながら成長する主人公たち。これが擬人化された動物で表現された『BEASTARS』は、まさに唯一無二の漫画ではないでしょうか。

とにかく話の世界観が素晴らしいので、あらすじをメインに紹介したのですが、キャラクターたちも脇役に至るまで魅力であふれています。

また、『BEASTARS』と同じ世界観で書かれたオムニバス短編集『BEAST COMPLEX』も、2021年には3巻まで発売されています。

こちらにもレゴシを始め『BEASTARS』のキャラクターたちが登場しますし、合わせておすすめです!